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墓じまい後の遺骨はどうすればいい?遺骨の行き先と粉骨・洗骨について解説します。

記事作成日:2018-04-24

墓じまいをした後の遺骨ってどうすればいいの?

永代供養海洋散骨手元供養ってたくさん種類があってどれが自分に合ってるのかわからない・・・。

そんな貴方の為に、今回は【墓じまい後のお遺骨の行き先】【遺骨の洗骨・粉骨】について詳しく解説していきます。

 

墓じまいしたけどお遺骨が出てこない?

墓じまいをしたけど遺骨が出てこない・・・。関東地方や九州地方などでは、骨壷のまま納骨する事が一般的ですが、

関西や中部地方・その他の多くの地域ではお骨を土に還すという概念から、お遺骨を骨壺から取出し納骨袋に入れて納骨したりしますので、

30年~50年以上前のお遺骨はすでに土に還っている場合もあります。そんな場合納骨室にある土をすくい取り、洗浄して骨壺に入れるのが一般的です。

 

取り出したお遺骨の供養方法

前項のように、お遺骨が無かった場合でも土をすくい骨壺に入れ直すことで継続して供養をすることが可能です。

それでは、お遺骨の供養方法についてご紹介していきましょう。

1.新しい墓地を取得し、新しい墓石に納骨する。

古いお墓を解体して新しい墓地に引越しするパターンです。建て替えの場合も同様です。「ご先祖様が眠るお墓はやっぱり普通の墓石がいい!」「皆と一緒の納骨室は嫌だ!」「洋風なデザインのお墓に眠りたい」というような方におススメです。永代供養や散骨に比べ費用は割高ですが、お墓を継がれる後継者がいる方には代々墓をおススメします。

2.永代供養墓(合同墓)・納骨堂に納骨する。

永代供養墓と納骨堂って何が違うの?共通して言えるのは「永代供養」が付いている事です。両者の違いは主に納骨スペースが個別か共同かによります。永代供養墓はひとつの共同納骨スペースに安置される事が多く、納骨堂では個々に納骨スペースがあり、安置期限を過ぎると共同の納骨スペースに納骨されます。また、永代供養墓の多くは屋外に設置されており、納骨堂は屋内にある場合が多いです。ロッカーのような形状や仏壇のような形状の納骨壇や、カードをかざすと目の前に遺骨が搬送されてくる搬送式などは納骨堂の部類に入ります。

3.樹木葬に納骨する。

樹木葬は主に桜などの木の下に個別に納骨される納骨方法ですが、最近では花々の周りや芝生の中に納骨されるスタイルも「樹木葬」として認識されています。樹木葬には永代安置型と期限付きがあり、永代安置型の樹木葬は安置期限が無制限でその墓地が残り続ける限り、合祀(共同の納骨スペースに納骨)されずに個別に残り続けます。期限付きは、最後の人が納骨されてから何年後かに合祀されるプランのことで、主に夫婦墓として人気が高い納骨方法です。また、石のプレートのようなモノや小さなお墓に文字を彫刻できるモノもあり、そのバリエーションは年々増えてきています。

4.海洋散骨・手元供養をする・宇宙に打ち上げる?

「私が亡くなったら海に撒いて欲しい」「生前に希望していた」などテレビなどで目にする海洋散骨という言葉。海洋散骨は遺骨を粉骨(パウダー状にする)し専用の水に溶ける袋に入れ、決められた海域で海に埋葬する供養方法です。最近ではハワイで散骨ができるようになったり、皆さまビックリの宇宙葬(宇宙に遺骨カプセルを打ち上げる)まで登場してきました。供養の価値観は人それぞれなので、賛否はあるかもしれませんが、自分や家族に合った方法を選ぶことが重要だと思います。けれど、「あとあと後悔したらどうしよう?」「息子がお墓を建てたくなったらどうするの?」なんて疑問もあるでしょう。そんな方には分骨をおススメします。分骨とは一つの骨壺からお遺骨を分け、一部を手元に残したり、お寺に預けたりする方法です。分骨の歴史は古く戦国武将などもいくつもの場所に分骨されそれぞれ祀られたりしていますよね。分骨は主に関西に多く、一部は本山や菩提寺に、一部はお墓にというように一般的に行われています。

最近では手元供養商品も各メーカーがリリースしており、現代のリビングに合ったお洒落なモノから身につけるペンダントやアクセサリーなどバリエーション豊富です。

お遺骨のバックアップという言い方は語弊があるかもしれませんが、散骨や永代供養をしてしまうと二度とお骨は手元に戻りません。したがって将来の事もしっかりと考え、決めていくことがとても大切なのです。

 

 

遺骨の粉骨・洗骨とは?

※上記の画像は「塩」です。ご安心ください。

墓じまいをして取り出された遺骨の多くは湿気や雨水などの水分をとても含んでおり、カビや雑菌が繁殖しています。また、遺骨には【六価クロム】という自然界には存在しない、膚炎や腫瘍 ガンの原因になる物質が生成されている事が多いのです。その為、一部の永代供養墓や樹木葬、海洋散骨では一度、お遺骨を洗浄し乾燥させる「洗骨」(せんこつ)や遺骨をパウダーする「粉骨」(ふんこつ)を行います。

「ご先祖様や故人の遺骨が汚れているのは心苦しい」「綺麗にしてあげたい」という気持ちから、「洗骨」をされる方も多く。特に手元供養商品など自宅や身に着けるアクセサリーとして遺骨を使用する場合などは必須と言える作業になります。

 

粉骨・洗骨はどこに頼めばいいの?費用は?

一般的に粉骨・洗骨を依頼する場合は専門業者にお願いします。インターネットなどで「粉骨 業者」というようなワードで検索すれば良いかと思います。費用は業者によって様々ですが、粉骨のみであれば3万円以内(4寸骨壺程度)、洗骨~粉骨であれば5万円程度が一般的な相場です。骨壺が大きい場合(7寸~9寸)や土や泥やゴミが多い場合は別途割増料金が発生したりする場合があります。

 

永代供養や海洋散骨・手元供養・粉骨までワンストップ

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