記事作成日:2018-05-15

2018/5/15:更新
田舎のお墓を墓じまいする事になったけど、費用はいくらくらい掛かるの?
お寺へのお布施は?など最初に気になる、墓じまいに必要なお金と価格の内訳について解説していきます。
1.墓じまいで必要な墓じまい費用は主に3つ!内訳や注意ポイントを徹底解説します。
墓じまいには大きく分けて3つの費用が必要となります。
まず一つ目は【墓石の撤去処分費】そして、【住職へのお布施】最後に【新しいお墓の購入費用】の3つです。
墓じまいを始める前にしないといけない事、それは新しいお墓の確保・寺院墓地にお墓がある場合はお寺への相談、最後に墓石の撤去処分をお願いする石材店手配です。
今回は上記の3つに絞ってそれぞれの費用の内訳と知っておきたい注意事項について詳しく解説していきます。
また、墓じまいガイドでは上記3つのサポートを無料でお手伝いさせて頂いております。初めての墓じまいにはトラブルや危険がたくさん。
是非、全国で実績多数の私たちにご相談くださいませ。
2.墓じまいに掛かる墓石の撤去・処分費用
墓石の撤去処分には、墓石の解体料金、最終処理施設への運搬費用、処分費用が掛かります。
お墓は石で出来ていますから、とても重く、人の手だけで解体するのは小さなお墓でない限り難しいのです。
石の重量は30cm立方体(1才)につき50kg~80kgにも及びます。その為、お墓の解体には小型運搬車やカニクレーン、ユニック車が必要になり、重機のレンタル費や燃料費、現場の作業員の給料など最低限の費用が掛かってきます。
全国の墓じまいの平均価格は約15万円~30万円前後(3㎡から4㎡※弊社調べ)で、地域によって価格は様々です。そのもっとも大きな理由はお墓の大きさに関係しています。
例えば関西地方のお墓の平均的な石塔の石の量は8才~12才程度に比べ関東や東北では10才~20才、九州では30才以上も石を使用しています。
石の量が増えれば増えるだけ、解体に掛かる時間や処分費が高くなっていきますので、地域差が生じるのです。
また、その他にお墓が建っている場所で金額が変わる場合があります。
お墓の解体には前途にご紹介したように、小型運搬車やカニクレーンと呼ばれる移動式クレーンを使用します。
ですが、墓地によってはこれらの重機が入らない場合があるのです。
ではその場合、どうやって作業をするのか?答えは、【人の手のみで解体する】のです。

重機が入らない現場では、その場で石を割ったり、切断し石自体をコンパクトにします。
コンパクトになった石は人の力でも運搬できますが、通常の重機使用と比べ多くの時間が掛かります。
通路に階段や段差がある場合は、足場を組み通路を確保したりもします。
このように、重機が入る、入らないで墓じまいの金額は大きく変動していくのです。一般的に重機が入る最低の道幅は60cm~70cm程度。
これよりも通路が狭い場合は上記のような作業が必要となるので、あらかじめ確認しておいた方がいいでしょう。
3.墓じまいで必要なお布施の金額
墓じまいのご相談でもっとも多い、寺院へのお布施。“お墓を片付けるのにお寺にお金を払わないといけないの?”と思われる方も多いでしょう。ここでは墓じまい時に住職へお渡しするお布施について説明していきます。
日本は仏教徒が全体の80%を占め、国民の約5人に4人は仏教徒になっています。その為、先祖のお墓がお寺の境内墓地にある方も多く、
墓じまいの際はお寺に墓じまいの許可を出して貰わなければなりません。
そこで、必要になってくるのが、お寺へのお布施です。
なぜお布施が必要かと言いますと、今あるお墓に入っている魂・お正念を一度お墓から抜いてもらわないといけないからです。
お墓には故人のお正念が入っていますので、住職にその魂を抜いてもらう、抜魂式(ばっこんしき)、閉眼供養を行って貰う必要があります。
この抜魂式に費用なお布施の費用は約3万円から10万円程度が掛かりますが寺院、宗旨によって価格は様々です。
お布施は本来、読経して頂いた謝礼ですので定価は存在しません。ですのでご自身のお気持ちで包まれる事をおススメします。
また、お布施袋には白封筒に入れ、水引きは使用しません。封筒にはお布施と記入しましょう。

その他、檀家を離れるという事で長年お世話になったお寺様への感謝の気持ち包まれる方も多くいます。
費用の相場はありませんが、平均5万円から10万円程度が多いようです。まれにテレビなどで数百万以上の離檀料を請求された!という
放送を目にしますが、高額は離壇料を請求されることは殆ど稀なケースです。もしそのような事が起き、不当だと感じられた場合は、
墓じまいに関する、寺院トラブルに詳しい専門の弁護士などがいるのでそちらに相談してみるのも良いでしょう。
墓じまいガイドでは万一のケースに備え、各地域の専門家をご紹介することも可能ですので、相談をされたい場合はコチラまでお問合せ下さいませ。
参考:寺院墓地での墓じまいは意外と難しい?お寺の墓じまいについて徹底解説いたします!
4.墓じまい後の新しいお墓の購入費用
墓じまいをご検討されいる方はまず最初に新しいお墓を見つける必要があります。
何故先にお墓を確保しなければいけないかというと、改葬手続きの際に必要な新しいお墓の【受入証明書】が必要となるからです。
移転先の墓地の種類には「一般墓地」・「永代供養墓」・「納骨堂」・「樹木葬」など主に4つのカテゴリーに分けられます。
■一般墓地とは代々墓といい、永代供養が付いていない通常のお墓の事をいいます。
■永代供養墓・納骨堂はお墓を持たず、お遺骨を安置することができるお墓の事をいいます。
■樹木葬とは、樹木の下に納骨されるお墓のことをいいます。
上記のカテゴリーについての詳細は説明するととても長くなるので随時アップしていきます。
また、お墓の平均購入価格ですが、一般的なお墓の場合だと墓地代で50万円+墓石代で約150万円=約200万円程度です。
永代供養の費用は合祀納骨(共同納骨スペースに納骨)であれば、5万円~15万円程度
個別納骨(お骨を個別に安置)だと30万円から100万円程度です。
墓じまいガイドでは全国の永代供養を無料でご紹介しております。
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5.墓じまいの費用まとめ
墓じまいにはお墓を撤去する費用と住職へのお布施、移転先のお墓の購入費用の3つが掛かります。
上記に掛かる費用を墓じまいの前にしっかりと総予算を決めてくことで、失敗しない墓じまいができるでしょう。
墓じまいガイドでは全国の墓じまいを無料現地見積りいたします。
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