2020年4月24日 更新

1.墓じまいとは

はじめての方でも簡単にわかる墓じまいについてご説明いたします。

墓じまい完全ガイド01

「墓じまいとは今あるお墓を撤去し新しい墓所や永代供養墓へ移すことです。」

墓じまいとは簡単に言うと、今あるお墓を撤去し、永代供養墓に移したり、海洋散骨をしたり、新しい墓所へ移すことを言います。 これらは改葬(かいそう)とも言われ近年、お墓の後継者不足などやライフスタイルなどの変化で改葬をされる方が増え続けています。

年間8万件以上!墓じまいが年々増加してる理由とは?

年々増加傾向にある「墓じまい」その理由は一体何なのでしょうか?墓じまいをされる方の最も多い理由を4つ例にあげてみていきましょう。またそれぞれの項目に応じたアドバイスも綴っていきます。

1.お墓を継承する後継者がいないから

少子高齢化や核家族化により年々、お墓を継ぐ後継者が不足し、やむを得ず墓じまいをされる方が増えています。お墓は継ぐ方がいなければ所謂「無縁墓」となり、公営・民間・寺院墓地などでは撤去されてしまう恐れがあります。 しっかりと将来の事を考え、お墓の後継ぎがいない場合は永代供養墓や使用期限付きの墓地などを選択する事をおススメします。

お墓を継ぎぐ後継者がいない

2.体が悪くお墓参りに行けないから

急な坂や山道を登ったり足腰や体に負担を感じるという理由でお墓参りが困難な方が増えています。 このような場合は自宅からアクセスしやすく、平坦な位置にある墓地を探し移転される方が多いです。お墓の引越しをする場合は、今あるお墓を解体し移転するか、石材は処分し新たに移転先で墓石を購入する2つのパターンがあります。前者の場合は移転先の墓地サイズに対応しない場合が多く、 石材をカットしたり、巻石を新たに設置するなど比較的大変な作業が必要となり、新に墓石を購入する方が安くあがるといったケースがあります。

体が悪くお墓参りに行けない

3.故郷のお墓が遠すぎて行けないから

都心に住んでいて故郷のお墓に中々行く事ができず、お墓を引越しする方が年々増加しています。 核家族や都心部への人口集中で田舎にお墓を残したまま、都心に住まれる方が多いのです。このような場合に多いのは田舎のお墓を撤去し、 新たに都心部の霊園や永代供養墓を購入したりと、お墓の移動もしくはお骨の移動をされるようです。お墓が近ければお墓に行く回数も自然と増え、 管理がしやすいメリットがありますが、田舎のお寺との離檀トラブルや費用の問題など多くの悩みがでてきます。墓じまいガイドでは離檀トラブルをはじめ、 一からお客様のお墓じまい・お墓の引越しをサポートいたします。

お墓が遠すぎて行けない

4.後継者に迷惑を掛けたくないから

ご家族や親類に将来、お墓の事で負担を掛けたくないという理由から永代供養を希望される方が増えています。 お墓は代々受け継がれていくものだと信じられてきましたが、最近では核家族やお墓の後継者問題、金銭的な事情などお墓に関する様々な問題がでてきました、 さらに樹木葬や海洋散骨、手元供養と供養のスタイルも自由に選べるようになった事も合わせて「お墓を持たない」方が少しづつ増えているようです。 私たちはお墓の大切さを伝えながらもお客様に本当に必要な供養のスタイルのご提案も承っています。お墓を持たないことはダメな事ではありません。 生活スタイルや家族構成など様々なケースバイケースから自分にあった供養の形を選択する事が大切なのではないでしょうか。

後継ぎに迷惑がかけたくない

墓じまいとは?のまとめ

お墓じまいをされる方の理由は多岐に渡ります。最近ではテレビや新聞などで度々「墓じまい」がとりだたされていますが、墓じまいはある理由があってこそするものであり、理由も無く、メディアの情報だけで、後先を考えず墓じまいをしてしまう方も多くいます。例えば永代供養、海洋散骨などは 一度お骨を撒いたり預けたりしてしまうと二度と手元にお骨が返ってくることは無く、気持ちが変わりお墓を建てようと思ってもお墓に入るべきお骨は手元にない状態になってしまいます。 墓じまいを検討する場合は必ず親族や知り合いなど出来るだけお墓に関わる多くの人の意見を聞き、その中で自分たちにあったスタイルを選択することが大切です。

2.墓じまいの種類と特徴

墓じまいは大きく分けて4つの種類に分かれます。それぞれの説明と特徴についてご説明いたします。自分に合ったスタイルを選んでいきましょう。

永代供養へ納骨する

納骨堂

現在お持ちのお墓を全て撤去して更地に戻し、お骨を取り出します。 取り出されたお骨を公営墓地や寺院、民間霊園の永代供養墓に納骨します。ここでの注意ポイントは永代供養墓へ納骨した際は二度と手元にお骨を戻すことが困難ですので お墓を建てる可能性が少しでもある場合は気をつけて選びましょう。費用の目安は1霊25万円〜、合祀(個別で納骨するのではなく、共同の石棺に納骨するタイプ)1霊5万円〜が目安となります。

新しい墓地に移設する

墓地

お墓を引越しする際は、2つの方法があり、墓石自体を新しい場所に移設する方法と 墓石は処分してしまい、移転先の墓所で新たに墓石を建立する方法があります。今の石塔を使用したい場合は、事前に移転先の墓所のサイズに入るか確認し、 また石塔の持ちこみが可能かを確認しておくことが大切です。万一移転先の墓地に石塔が入らない場合は石塔をカットしたりする必要がありますので、その分費用は割高になります。

海洋散骨や樹木葬に納骨する

海洋散骨

近年ニーズが高まっている供養のスタイルです。自然葬は主に、木の下や花に包まれて眠るする「樹木葬」や海にお遺骨を撒いて供養する「海洋散骨」などがあげられます。中でも海洋散骨は委託散骨であれば1霊5万円からと費用が安く、樹木葬は合祀の場合は10万円〜程度の予算で納骨することが可能です。自然葬をされる場合に気を付けたいポイントは、お骨を手元に戻せないので、後継者の方がお墓を建てたり、納骨堂を購入される場合に 同じところに入れないというデメリットがあるのでしっかり、将来の事を家族皆様で話し合い、決めていくことが大切です。

自宅で手元供養する

手元供養

現在お持ちのお墓を撤去し、お遺骨を取り出し、手元で供養する方法です。厳密にいえば分骨といって、 一部は永代供養墓や海洋散骨などで埋葬し、残ったお骨をペンダントやミニ骨壺などに入れてご自宅で保管します。手元供養をされる方の多くは、 ご先祖様のお骨を手元に置きたいというよりは、ご主人様やお子様など自分のご家族のお骨を手元に残したいと希望される方に多いです。 費用の目安は遺骨ペンダントで3万円から、ミニ骨壺で2万円程度が目安となっています。墓じまいガイドでは手元供養をご希望される方に商品カタログをお届けしていますので、ご希望の方はお気軽にご相談くださいませ。

墓じまい種類のまとめ

墓じまいには多くの種類や選択肢があります。お墓を石で残すか、自然に還すか、自分の価値観だけで決めてしまいがちですが、 あなたが亡くなったあとに手を合わせてくれる後継者がいらっしゃる場合は自分の思いをしっかりと後継者に伝え、話し合うことが大切です。また、自分には何があっているのか わからない場合は、一度私たちにご相談くださいませ。過去の事例やトラブル、失敗談など数多くの経験談をもとにあなたに合ったスタイルをご提案いたします。

3.墓じまいの手順と手続き

墓じまいに必要な手続きの流れと手順についてわかりやすくご説明いたします。

墓じまい手続き

「しっかりと手順を覚えておくことでスムーズな墓じまいが可能です」

墓じまいは簡単そうで実は多くのトラブルや失敗、後悔の声が後を絶ちません。失敗しない墓じまいをするのに必要なのは、事前にノウハウをしっかりと 学び、自分にあった供養のスタイルを決めておくことです。ここでは墓じまいの手順についてご説明していきます。

1.移転先の霊園・納骨堂の管理者から、「受入証明書」を発行してもらう。

墓じまいの際に一番最初に決めておくこと、それは「お墓の移転先」を決めることです。移転先の霊園や寺院などから【受入証明書】を発行してもらわないとお墓の改葬許可が発行して貰えない事が多いので、最初に 移転先の霊園や納骨堂などを決めておく必要があります。

寺墓地

2.墓じまいを依頼する業者と移転時期に合わせて契約し石塔の処分、または移設の契約をする。

今あるお墓を撤去したり、移転の作業をしてもらう石材店に連絡し、見積をもらいます。しっかりと日程や 費用の確認をしておきましょう。最近多いトラブルでは、見積額と請求額が大幅に違う、工事がスケジュール通りに進んでいないなどがあります。 墓じまいを依頼する石材店を選ぶ際は、必ず現地見積をしてもらい契約書を発行してもらう事です。追加費用が掛からない事を確認しておくことが大切です。

墓じまい見積り

3.お墓がある市町村役場から「改葬許可証」を申請し発行してもらいます。

移転先の霊園・寺院から発行された受入証明書を持って、お墓がある市町村役場で改葬許可証を発行してもらいます。 必要書類などは市町村によって変わる場合がありますので、事前に役所に確認しておくことが大切です。これらの手続きが時間の都合などで出来ない場合は 行政書士に相談するか、郵送にて役所から必要書類を郵送してもらう方法があります。墓じまいガイドではお申込みから作業完了まで一括してお客様のご負担なく 墓じまいをして頂けます。是非お気軽にご相談くださいませ。

改葬許可証

4.今あるお墓を解体する前に「閉眼式」「魂抜き」を行いお墓からご遺骨を取り出します。

お墓を解体する場合はお墓から魂をいったん抜く、「閉眼式」「魂抜き」を行わなければいけません。ウチは無宗教だから 閉眼式や要らないと言っても作業する石材店が拒否する場合が多い為、必ずお墓から魂を抜く法要をしましょう。閉眼式の費用の目安は住職へのお布施で 3万円から5万円程度+お供物代や場合によっては祭壇・お焼香などの設備が必要になります。閉眼式についてのご相談は菩提寺の住職や石材店に相談しましょう。 また、閉眼読経をお願いする住職がいない場合は、無料でご住職をご紹介させていただきます。

閉眼供養

5.お骨を新しい場所に安置し完了です。

お骨を新しいお墓に納骨する場合は、前項と同様でお墓に魂を入れなおす、「開眼供養」が必要となります。 海洋散骨や手元供養の場合は開眼することがあまりないので、通常の民間霊園などに納骨する場合は開眼供養をする必要があります。 開眼供養の費用の目安は住職へのお布施で3万円から5万円程度+お供物代や場合によっては祭壇・お焼香などの設備が必要になります。

納骨堂

墓じまいの手順と流れのまとめ

上記のように墓じまいには多くの手順が必要となり時間も費用も多く掛かります。 墓じまいガイドならお申込みから、移転作業まで一括したサポートが可能なので、一括してお客様のご負担なく墓じまいをして頂けます。是非お気軽にご相談くださいませ。

4.墓じまいの費用と内訳

墓じまいの費用はどれくらい掛かるの?墓じまいに掛かる費用と見積りの内訳について簡単にご説明いたします。

墓じまい費用

「墓じまいにはいくら掛かるの?気になる費用を徹底解説します。」

墓じまいには移転先の墓地の永代使用料や永代供養料など希望する供養の種類に応じて大きく金額が変わります。 お墓を撤去する事だけを考えずに、撤去した後の費用までしっかりと計算しておくことで失敗しないお墓じまいが可能となります。

墓石を解体する費用

墓石解体

いまあるお墓を解体する費用です。解体費用は墓石の大きさや敷地の広さ、施工場所にクレーンが入るなどで金額が異なります。

墓石を処分する費用(完全撤去)

墓石撤去

解体された墓石を処理施設で処分する費用です。石材は固く割りにくいので一般のコンクリートなどより処分費は高くなります。

墓石を移設先に移す費用(引越の場合)

墓石移転

新しい墓所に運搬するための運搬・設置費用です。距離に応じて金額がことなる他、移転先の墓地に今のお墓が入れなければ、 工場で加工をしなければなりませんので、その場合は費用は割高になります。

新しい納骨先への費用とお布施

永代供養料

移転先の永代供養に掛かる費用と閉眼供養や納骨法要に掛かる住職へのお布施が必要となります。閉眼供養のお布施は宗旨宗派によって異なりますが、3万円〜5万円程度です。

全国の墓じまい一般相場

1〜2m2未満 150,000円 3〜4m2未満 250,000円
2〜3m2未満 200,000円 4〜5m2未満 300,000円

※上記価格は一般的な参考料金です。墓じまいガイドの料金はコチラをご参照ください

墓じまい以外に掛かるお金

難所割増料金 +30,000円〜 寺院へのお布施 3万〜5万程度
移転先の運搬費用 距離に応じて 行政手続代行 30,000円〜

※上記価格は一般的な参考料金です。墓じまいガイドの料金はコチラをご参照ください

墓じまいの費用と内訳のまとめ

墓じまいには解体から移転運搬費用まで様々な費用が必要となります。ウェブサイトなどで10万円で墓じまいと記載されていても、 運搬費や処分費などが入っていない場合もあり、結果として割高になっているというケースもございます。また見積と異なる請求をされたなど費用によるトラブルは非常に多いので しっかりと事前に契約書を交わすなど、対策をしておくことが大切です。墓じまいガイドでは概算見積後に現地調査をし、追加料金の掛からない安心の墓じまいを行っております。 お客様のスケジュールやご予算に出来るだけお応えできるよう、全国多くの優良石材店と提携していますので、是非お気軽にご相談くださいませ。他社で見積を取られている場合でもOKです。

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